最近出席した結婚式の引き出物のカタログギフトで、何を選ぼうかと思っていたところ茶香炉なる聞きなれない名前のものを見つけたので、ちょっと頼んでみました。
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茶香炉とは、香炉の一種です。香炉とはそもそも、中国に伝統的にある固形の香りの成分を飛ばすための容器です。ところが、この茶香炉は実は伝統的にあるものではないとのこと。香炉よりも高い温度で香りを開かせることができるようです。
これを初めて作ったのは愛知県半田市に所在する愛知化学陶磁器で、1997年のことです。アロマポットなどにヒントを得て作られたものだそうで、どれも基本的には上に置かれたトレーを下の熱源で熱することによって香りが気化するようにできています。かたちは旅館などの宴会料理ででる一人用の鍋物を熱するアレみたいですね。
基本的には、お茶の葉の香りを楽しむものですが、紅茶やコーヒーなどでも使えるようです。
私的にも、お香とかは民族雑貨店などで買ってきたものなどを楽しんだりしますが、煙が気になるということと、火のがあんなに長いもので露出してると落ち着かないので、この茶香炉なんかみたいなろうそくの火が主に石や陶器でできているもので、かつ熱源がおおわれていると安心です。
そして、なにより使用済みの茶葉は煎じ茶として使用できるのがなかないいですね。
なお、蝋燭などとは違い電熱で茶葉の香りを開くことができるものもあります。

囲炉裏のような形のものや

こちらはコーヒー向けと。たしかに機能面においてはどうコーヒー向けかわかりませんが、ハンドメイド焼き物のコーヒー系食器に通じる雰囲気があります。


モダン柄


色合いも様々なものがあります。





様々な茶香炉がありますが、やはりまだまだ認知されてないようなところではあります。なお、私が特に注目しているのは、富士山グラスなどが人気の手作りで高品質なガラス製品を数多く作っている田島硝子製のものですね。本当に美しいです。

しかしながら、ガラス製の茶香炉、絶対いい感じだと思うんですが全然出てこないんですよね。

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