サントリーが樽ものがたりとして、ウイスキーの樽を再利用した家具や雑貨などを販売しています。ウイスキーの樽は、新樽が最も味や香りがしみだしてくるのですが、セカンドフィルなどといわれる2回目以降の樽として古樽として使われます。
新樽と2回目以降の熟成の古樽ではそれぞれで役割があるので、かならずしも新樽がいいというわけではありません。ただし、バーボンなんかは法律によって新樽でなければバーボンウイスキーと名乗れないということが決められています。
それでも樽材の組み換えやもう味や香りの出てこなくなってしまった樽をサントリーはこの樽ものがたりとして再利用したグッズを販売しているのです。ウイスキーの熟成に使われるのはオークこと樫です。
三菱のウイスキーの樽材の再利用したもので作られているピュアモルトというボールペン、シャーペンがとても持ち心地が良くてすごく気に入っているのです。

余談ですが、ピュアモルトは少なくともモルトのみの原酒を指しますが、このピュアモルトボールペンにグレーンウイスキーが入ってるかもしれないということは考慮しないのかという気もしますね。
そして、この三菱鉛筆の販促のポスターにはよく見るとサントリーの
蒸留所のYAMAZAKIの文字が。そして、サントリーの樽材再利用品のラインナップにもこの三菱鉛筆のピュアモルトはありました。おそらく山崎をはじめとしたサントリーの樽材が使われているのでしょう。

そして、毎日使うボールペンと同じく毎日使っている、箸をこの樽材の握り心地の良さが欲しいなと思い、探してみました。

するとありました。箸が。
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なお、名入れはプラス200円ほどになっているそうです。さらには樽型の箸置きも。1_000000000140
サントリーも和食とウイスキーを合わせて売ってきた経緯もあるので、こういったところは熱心なのでしょうか。オールドに膳や、こけたけど座など。
ただ見たところ、ピュアモルトのプレミアムではなく通常品のような少し木のでこぼこを残したような木材の質感なのが残念なところです。それでも結構いい感じなのですが。
ウイスキーの樽材に使われる樫ことオークは、大体100年くらいの樹齢のものが使われるそうで、そういった時代を感じるものが手元にあるのもいいものです。
ウイスキー樽の再利用ということは書いてないですが、普通に樫を材木として使用する箸も売っているのですが、やはりあまり一般的ではないようですね。
箸という毎日使うものであることから、使えば使うほど味が出てくるという良さを樫に期待してみようかと思います。あと、樫製の箸は数あれど、ウイスキー樽の再利用した箸を売っているのはサントリーのサイトのみのようです。

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